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ハイ&ドライ

ノスタルジック・ヴィニールからレコードはいかがへとタイトル変更してみたものの、常用していたレコードプレーヤーが故障。先日その前兆なのか何なのか、プレーヤーに乗せて針を落とすとこの盤が異様なほどに浮き沈みながら、ゆらりゆらりと回転し続けるので、何だか心配になり試聴は止めることに。レーベルがヴァーティゴだから揺れが強いのは仕方ないのか。そのうちCDプレーヤー部にも不具合が出たのでこの機器は諦めている。

後日、ロックカフェでかけて頂くと音質の問題がなくレコードそのものの劣化も見当たらなかった。

 

デフ・レパードというグループについては、ヘヴィメタルないしハードロック系雑誌の表紙で見かける程度の漠然としたイメージしかないのと、晩年のミック・ロンソンと仕事をしていたジョー・エリオットの名前をおぼろげに憶えていたに過ぎない。しかし、洋楽でお世話になっている先輩に勧められ【ヒステリア】を聴くと意外に聴き易いので少しずつ興味を持っているところです。


件のロックカフェで一度聴いたきりなので、このアルバムをあれこれ語るほどの余力はないものの、実物を眺めているとやはりこの盤は面白い。

 

『ヴァーティゴと言えばキーフ』という洋楽基礎知識に凝り固まっていた自分に、今回ヒプノシスのジャケットデザインは意外だった、それどころかこの緑っぽい盤面の画に至ってはロジャー・ディーンなのでは?

と嬉しい驚きの連続だった。(本来ならアートワーク夜話で述べるような事ですが)なお、中古レコードながら帯が付いており、よく読むとヒット曲のリミックスヴァージョンの収録を知らせてくれている。

試聴の際、A面とB面に同じ曲が入っているのでおやっと思ったがそういう訳だったのです。A面の5曲目はインストゥルメンタル。やや軽めのUFO、コーラスがユーライアヒープを思わせ親しみが持てた。