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南一条通り ふたたび

夏用のグラス

最近夏用のグラスを持ちたいと思い始めた。

今まで使っていたカップが割れてしまい紙コップで済ませてきたが、味気なさばかりがつのり楽しくない。そこで気になる北欧食器のウェブサイトを眺めつつグラスを探す。

【北欧、暮らしの道具店】

https://hokuohkurashi.com/?mode=grp&gid=78097

 

閲覧していてフィンランドのメーカーITTALAのグラスに目を止める。

ワイングラス型の【Rempi(レンピ)】🍷

ビール、水、アイスコーヒー、牛乳でもそれなりの格好がつくし持ちやすそうに見える。

そして気取っているようで気取ってない雰囲気も好ましいのが決め手になった。


西6丁目⇒西2丁目 急直行

いつもならネットショッピングで済ませるところなのだけど、今回は散歩がてら中心部の雑貨店を見て回りたい。

inZONEジョンソンストア店に足を踏み入れる。数年前に札幌駅前の日生ビルNoasisから東急ハンズのあった西6丁目に移転していたのだった。ところが食器のコーナー自体が思っていたより小規模で目当てのレンピもなかった。宮の森本店だともう少し品ぞろえがあると思うんですが・・・というスタッフの淡い対応に「今はあまり食器に力を入れているわけではないのかも」という印象を持った。 これだけで諦めて帰るのもつまらないので、三越と丸井今井に目星をつけて一目散に東へ進むことに。

 

もはや散歩どころではない。前回の記事と同じ南一条通りなのだけれど、あの時のようにしみじみとしたノスタルジックな趣は一切なく。ただイッタラのグラスを探し求めてまっすぐ歩くのみ。

三越の食器売り場は数年ぶりに訪れたので、その水を打ったような静けさに戸惑いつつフロアを一周するもイッタラの製品は見つからず。格式高いロイヤルコペンハーゲンのコーナーが健在なのは三越らしい気がした。

 

最後の砦、丸井今井南一条館へ。入口のドアを開けるとコンシェルジュ然とした男性スタッフが私の体温を注視している。そんな彼に教えてもらった食器フロアに到着すると、ディスプレイ棚にイッタラ及びアラビアの陶器、ガラス器が整然と並べられていてほっとしたのもつかの間、レンピがない💦

スタッフに問い合わせると、それなら取り寄せで10日ほどかかりますとの事で決着がついた。

 

探していた夏のグラスが手に入ると思うと心が整う気がした。先延ばしにしていた冬のコートをクリーニングに出したこともあり、もやもやした季節がやっと【夏】に切り替わったように思う。

追記 後日、Lempiの入荷連絡が☎

コートもクリーニングが済んで冬物のケースに収納された。札幌と言えども真夏日、地ビールを注いでみる。