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続・中古レトロ家電に取り組む

 

Hammill氏の話に始まって思わぬ展開へ。

後学のためヤフオクやメルカリのサイトを覗き見するうちにVHSのやりとりが予想以上に活発化している現状に感服したGingerbread。断捨離や遺品整理(だと思う)の影響なのか時代劇モノのVHSビデオも大量に出品されている。
VHSは死滅していなかった(←北斗の拳風)そしてVHS で観る時代劇独特の画質・・・決して鮮明ではないにせよ。それを補って余りある当時の豪華キャストときめ細かな演出。このままブルーレイ一択の世界になってしまって良いのだろうか?(こちらはいつもブルーレイのディスクトレイに苦心しているというのに)とレトロ魂とノスタルジーと義憤にかられ、Amazonで2000年製造の中古VHSビデオデッキを入手した。

中古で6,000円弱也。

ところでデッキだけでは何も映らない。もちろんテレビに接続するのが一般的だが、ここで自分はノートパソコンで観てみよう!というひねりを効かせた(気でいる)アイデアを思いつく。


しかしながらそんなアイデアはとっくに世の中で製品化されていて。

調べる間もなくRCAケーブル(赤白黄の三色でおなじみ)とUSB コードがまとまったビデオキャプチャーなるものを薦められるのでこれを取り寄せる。これは手間なしで大変ありがたかった。

 

①まずPC に付属ソフトCDを入れインストールを行う。

②ビデオデッキ出力部にビデオキャプチャーの三色ケーブルを差し込みUSBコードをPCに差す。

③PCに向き直りデスクトップに新しく出現したアイコンをクリックし起動。ここで注意したいことが一件。Windows10の自分は始めクリックするも何の反応もなく焦った。ネット上ではアップデートの影響を受けた可能性を指摘する記述があり、解決としては設定でアプリがカメラにアクセスできるをオンにすることである。

④ビデオデッキの電源を入れ、しばらくしてから鬼平犯科帳のVHSビデオを押し込み再生ボタンを押す。

「いつの世も悪は絶えない~」とお馴染みのナレーションとともにPC 画面に中村吉右衛門が映し出され、小躍りしたのは言うまでもない。