Mr.Oの帰還

新型コロナウイルス蔓延の折。プログレ同好会の一人活動は変わらぬものの、プロレス研究会は

開店休業状態でなんともお静かな日々が続いている。

それでも研究員が一人、二人と現れてはタイガー服部(新日のレフェリーらしい)引退セレモニー

録画したから観ようぜと律儀にも1.5メートル程離れ声をかけあう。

こちらはキャメルのライヴ盤『オン・ザ・ロード1981』を取り出してみる。新旧の名作がバランス良く配列され創世メンバーのピーター・バーデンスは脱退してしまっていたが、全体の演奏は遜色なくアンディ・ウォードの幻想的なドラムスの白眉であるLUNA SEAも入ってて有り難い。しかも『Mr.Oの帰還』からのセレクトもある。Mr.Oというのは小野田少尉の事で、彼の数奇な運命を題材に製作されたコンセプトアルバムらしい。まさかあの小野田さんにアンドリュー・ラティマーが興味を持ったとは露知らずこちらは未聴ながらも大変興味深い。

キャプチャード(保護)という曲の途中、プロレス研究員二人がこちらに向かって「まえだあきらのテーマですね!」と叫ぶので「前田明?」と返すも「前田日明です!やっぱりGingerbread氏新日派なんですね?」という事になり、もう面倒なので肯定も否定もしなかったが。