イヤー・オブ・ザ・キャット
byアル・スチュワート
ラストのアルバムタイトル曲も勿論良いのですが、A面①②の流れが美しくスムーズである。
演奏に於いてはギターにティム・レンウィック(甘渋い演奏)ドラムスとベースはコックニー・レベル出身者を揃え、派手さはないもののアンサンブルの安定感。そこにノーブルなアルの詩とヴォーカルが寄り添う。そしてアラン・パーソンズの仕事も的確だったのだろう。
すべてが丁度良い。アナログレコードだからこそ醸成される音の豊かさをさり気なく中年の耳に届けてくれる一枚。
邦題もなんとなく良いのです。
A面
1.ロード・グレンヴィル
2.スペインの国境で
3.マイダスの影
4.別れる運命
5.気のむくままに
B面
1. 空飛ぶ魔法
2. ブロードウェイ・ホテル
3. 追憶のステージ
4. イヤー・オブ・ザ・キャット
それにしても前回からまるまる一年経っているのですね
でも昨日も聴きました♪
いつでも聴ける名盤ではないでしょうか
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